「大谷翔平がですね」ある成長企業の経営者の話が凄かった
ある成長企業の経営者のお話
「大谷翔平がですね……」
本日、ある成長企業での打合せの時。
経営者の方が冒頭で大谷翔平のことを話された。
聞いた瞬間は「そうなのか……」と思い。数時間が経過した今、再び考えたら、深く考えこんでしまうほど、素晴らしい内容でした。
一つ、ご紹介すると、僕の中で印象に残った話は大谷翔平の「チューニング」について。
つまり、より良いものに改善していくということ。
常に課題をもち、一試合一試合、一投一投、より良いものにするように改善していく。単に「勝った」から良かったというものではない。そのような内容だった。
「改善」が甘くなる時
「改善」自体は、自分自身、仕事でも(マーケティングのコンサルティングや支援)常に重視している。いや、自分で重視しているだけでなく、支援先(顧問先)の企業でもお話している。
でも改めて、考えてみた。
悪い時は改善する。
悪いのだから、当然だ。
良い時にも改善する。
さらに良くするためにも当然だ。
……ただ、最高の時の改善はどこか甘かった。
「今回の結果はめちゃくちゃいい。本当に良かった。最高だ……」
などと満足し、より好調モードに入り、さらに仕事に励むだけ。以上、という感じだ。
これは一見悪くないようように感じる。
でも、気持ちが「満足」に向かい、「改善」が甘くなっているのだ。
10年に一度といえる最高の時
たとえば、
10年に一度といえるほど好調な時でも、やはり改善すべきところはある。
どうすれば、
さらに良くなるのか。
どうすれば、
悪い部分を排除できるのか。
どうすれば、ゴールがより良く達成できるのか、など
様々な面から、自分たちの思考や行動を見直せば、必ず「何か(問題)」がある。
好調な時は気力が充実しているし、ある程度は成功要因も満たしているし、周囲だって協力してくれる。
フォローの風が吹きまくっている。10年に一度、なんて時は凄まじいことになっているわけです。
そんな時こそ、さらに飛躍できるのだし、その時にこそ、満足せず、問題を見出し、改善することだ。
日本最速165キロを出してもなお、大谷翔平が課題を見出し、成長するように。
最高の1日。
最高の1年だったとしても
常に課題を見つけ、常に解決していけば、僕らはどこまででも成長できる。
悪い時に改善することは誰もがやる。
でも、最高の時は違う。
ほとんどの人が改善せずに、満足してしまう。
その時こそ、大きな成長を遂げるのに。
日本最速165キロを投げた時、大谷翔平はこう語ったという。
「(165キロの感覚は)特に変わらなかった。投球のクオリティも低いですし、まだまだ自分で納得出来る部分が少ない。もっと良くなる球が多いと思う」
大谷翔平
最高の時でも、課題を見つけているのだ。
だからこそ、大谷翔平はこの先もさらなる成長を遂げていく。
最後にもう1つ…
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