必見!まるで『弱虫ペダル』!フルームの圧巻のダウンヒル!
ツール・ド・フランスの奇跡
自転車ロードレースの世界最高峰ツール・ド・フランス2016。
第8ステージのこと。
このステージは今大会初の超級山岳が登場し、4つの山が待ち構える難易度の高いコース。
選手たちは
4つの山を超える…
選手たちは1つ目の超級峠を超え。
2つ目の2級山岳を超え、3つ目の1級山岳を超えた。
そして、舞台は最後の山、1級コル・ド・ペイルスルドに移り、選手たちはひたすらに登っていく。そして、山頂付近に近づいてきた。
ここまで4つの山が続いた苦しいステージ。
通常なら、(最後の1級山岳の)山頂を登り切ったところで、一流選手でさえ、給水などで一息つくのがフツウだった。ところが、その皆が一息つくところで……。
フルーム
圧巻のダウンヒル
山頂を登り切る直前!
突然、優勝候補クリス・フルーム(昨年総合優勝)が加速。
山頂を一番で通過し、一呼吸も置かず、後ろを振り向くさえなく、そのままダウンヒルに突入した。
しかも、そのフォームが異常だった。
トップチューブ(通常座るサドルではなく、その前の棒のようなトコロ)に腰をおろし、空気抵抗を最大限減らし。さらに、その状況でペダリング(漕ぐ)。
最高時速90キロ近いスピードで下っていく状況でペダリングって、まさに命知らずのダウンヒルだ。
(知らない人にはわからないだろうけど……)
まるで『弱虫ペダル』の御堂筋(かなり個性的な登場人物)。
そう。この表紙の彼だ。
ただ、御堂筋のような気持ち悪さはあるのだけど、それがカッコいい。明らかにマンガの世界だった。
昨年の覇者でもあるクリス・フルームの、圧巻のダウンヒル。このダウンヒルによって、第8ステージ、フルームは見事優勝、総合でもトップに立った。
自転車好きはもちろん、自転車に興味がなくても、この圧巻のダウンヒルは見てほしい。ひと目見るだけで、燃えると思う。
ぜひ、動画で見てほしい。
こちらの異次元の走りも必見です。