日本シリーズ前夜。日本ハム大谷翔平のこの言葉が凄い
完全アウェー
今日2016年10月22日に開幕する「SMBC日本シリーズ2016」の第1戦に大谷翔平が先発します。
第1戦はマツダスタジアム。
完全なアウェーの状況での勝負。しかも、広島は今季限りでの現役引退を表明した黒田の引退の花道を作ろうと、チームの結束は一段と堅くなっている。
さらに広島の先発は今季15勝のジョンソン(大谷は10勝)。
日本シリーズの第1戦はその後の戦いにも大きな影響を与える大事な一戦。
ただ、その前日21日。これについて聞かれると、大谷翔平は落ち着いた表情でこう語った。
「僕は僕のピッチングをするだけ。自分のやることは変わらない」
この言葉に対し、メディアでは「自信がみなぎっている」などとコメントされていた。
凄まじい一言
自信がみなぎっている……か。
確かにこの言葉には確固たる「自信」を感じます。
完全にアウェーの状況。しかも日本一に向けた大事な一戦の前であっても、気負いのようなものさえなく、ある種の余裕さえ感じる。素晴らしいと思う。
でも、それだけではなく、非常に深いものを感じます。
そもそもですが、「僕は僕のピッチングをするだけ」という「僕のピッチング」とは何か。
これはあなたの仕事に置き換えると「僕(あなた)の仕事」です。
「僕の仕事」といっても、厄介なのは、ただ仕事をすればいいわけじゃないのです。
会社員でいえば、会社に行き、ただ仕事をすればいいわけじゃない。
大谷であれば、「勝利するための自分のピッチング」
会社員でいえば「勝利する(成果を上げる)ための自分の仕事」です。
勝利するための自分の仕事。それがわからなければ、「僕の仕事」が定まっていないわけなので、「僕は僕の仕事をするだけ」とはまず言えないわけです。
自分の仕事
自分にとって「勝利するための『自分の仕事』」とは何か。
「自分の仕事」というのも、考えると、非常に深い。大谷翔平の「ピッチング」のように、「自分の仕事」は確立されているのか、そう考えると様々なことが見えてきます。
そして、大谷翔平の自信。
それは勝利するための「僕のピッチング」が確立されているからともいえるわけです。
あなたにとって「自分の仕事」は確立されていますか。
「僕は僕のピッチングをするだけ。自分のやることは変わらない」
そう語る大谷翔平のように。
最後にもう1つ…
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