アナザースカイ神回!三上博史とテレンス・スタンプの言葉15選
アナザースカイで最高の回
「アナザースカイで最高の回は何?」
そう『アナザースカイ』が好きな人に尋ねたら、確実に答えとして上がってくるのが、三上博史がゲストとして登場した回です(もちろん、他にも人気の回はありますが……)。
(ちなみに『アナザースカイ』というのは日本テレビ系列の番組「another sky-アナザースカイ-(毎週金曜日23:00~23:30放送)」)
ゲストが三上博史の回は、MCの瀧本美織は途中から泣き始め……
「もうなんか、鼻水でてきちゃいました。感動しすぎて……」
というくらいの回です。Twitterの反響も凄まじくて、
今日の三上博史の魂の「アナザースカイ」が凄かった。まるで一編の映画を観ているようだった。 #アナザースカイ
— テレビ大好き!フルカワです。 (@nontv2010) 2015年7月3日
ちょっと、今日のアナザースカイ、すごくいい!三上博史さんと憧れの俳優さんの邂逅が本当に素敵。全然職種は違うけれど、自分もこのような仕事、生き方をしたいものだと心から思う。
— かみかみスアレス (@reiko22408101) 2015年7月3日
三上博史が好きだとか。テレンス・スタンプが好きだとか。映画が好きだとか。演技が好きだとか。イタリアが好きだとか。そんなの全然関係なく、今夜の #アナザースカイ は泣けた。瀧本美織があれだけ食いついて鼻水流すくらい泣くのがよくわかる。
— SHOWBIZCOUNTDOWN1期生 (@shoichi_jakeino) 2015年7月3日
アナザースカイで三上博史さんがロンドンで30年間憧れ続けたというテレンス・スタンプ氏に会ってぼろぼろ泣いてるのみていっしょに泣いてしまった。大の大人がぼろぼろ泣いてるの見るのは結構胸にくるものがある。テレンス・スタンプのどっしり感もまた泣けた。彼こそ映画。
— らな (@noir_mayuko) 2015年7月3日
とにかく、多くの人の胸に響き、多くの人が泣いた、といわれる『アナザースカイ』の中で「神回」といわれるうちの1つです。
今回はそこでの三上博史と、彼の人生を変えた名優といわれるテレンス・スタンプの言葉、15選です。
ゲストは三上博史。場所はイタリア、ローマです。
三上博史の言葉
「役者を15歳で始めた時から……ずっと変わらずにあることで、それは1人ではできないということですね」
三上博史
「(映画作りや番組作りを一つの「祭り」と捉えている)本当に祭りみたいなもんなんですよね。現場が。(だから)『出番がなくても立っていたい』っていう迷惑な役者です」
三上博史
「できれば、出番の多い役がいい、というのは現場にいたいんですよ」
三上博史
「自分ができることはこの中で何なんだろうって必死になってやるでしょ……それが醍醐味みたいなところはありますね」
三上博史
「老いも若きも一緒になって、皆で作り上げることなので、顔を突き合わせて、その想いを伝えたかった」
三上博史
「行動の癖みたいなものとか、『あっこんな人いるんだ』とか、『こんなもの見たことがない』っていうものはコレクションしてメモに書いておきますね。いつも探してますね。いろんな人物をやっぱり演じなきゃいけないんで。自分の持ちネタだけだと少ないんですよね」
三上博史
「(寺山修司から教わったこと)『何でもありだよ』っていう事は教わりました。そんなにむちゃくちゃ背も高くないし、ルックスだって、そんなに良くはないから。そういうことじゃなくて、自分ができる役っていうものがあるんだよ、とか。だから、『自分で想像力を膨らましてやっていきなさい』的なことはあったかもしれないですね」
三上博史
「1つの映画だったら、100シーンくらいあるでしょ。97シーンは言われたとおりに。で、その3シーンの撮影日が来たら、『すみません。このシーンとこのシーンとこのシーンだけは、ちょっと自分でも何が出てくるか、わからないので回してください。もし、それがそぐわなければ、あとでもう1回やりますから、1回だけやらしてください』(と言う)」
三上博史
「(俳優とは)本当にややこしい仕事。やっぱり好きなんですよね。あーちくしょう。無意識だ」
三上博史
テレンス・スタンプの言葉
「1969年になると仕事が来なくなりました。
69年から77年まで仕事がない状態でした。どん底に落ちたんです。その間、世界中を旅したよ。京都に住みましたし、インドで暮らしたこともあります。重要なのはその旅で考え方を主役から性格俳優に変えたことだと思います。それまでは主役をしたいと想っていました。でも戻ってきた時はどんな役が来てもできるという自信がありました」
テレンス・スタンプ
「初めて映画を観たのは3歳の時でした。感動は3歳の時も大人になった時も変わりません。そして役者になって初めて映画に出演した時にわかったのです。もし私の全身全霊を尽くすことができれば、私も同じように誰かの心に触れる事ができるのです」
テレンス・スタンプ
「どんな役でも構わない。最高を引き出せた時……それは『私』ではなく『何か』になるからです。『アクション』と『カット』の間だけ魔法がかかる。『最高』を引き出してくれる役かどうかが重要なんだ」
テレンス・スタンプ
「最初の映画に出演した時、スクリーンの自分が本来より良く映っていたんだ。『俺は映画俳優だ』と思えた。『俺は映画俳優だ!!』。カメラが私を愛してくれた。私のキャリアで学んだのは多くをこなす人になるのではなく、常に現場にいたいのです」
テレンス・スタンプ
「日常が映画なんだよ。俳優はただ現在に過ぎない。The art is the heart.」
テレンス・スタンプ
「映画はお金のためにはやらない。全く無い時は別だけどね」
テレンス・スタンプ