ネルソン・グッドマン:モチベーションの上がる言葉11選
ネルソン・グッドマンはアメリカの哲学者。
認識論、言語哲学、美学などで業績を残した。
1951年の著書「The Structure of Appearance」では師のC.I.ルイスから継承した議論を展開し、そのなかでクオリアに関する研究の先鞭をつけたことでも知られる。
計11の言葉。はじめから一つひとつチェックしてもいいし、目次の気になるカテゴリーからチェックしてもいいと思います。ブックマーク必須の内容です。
ネルソン・グッドマン
ネルソン・グッドマン(Nelson Goodman、1906年8月7日 – 1998年11月25日)はアメリカの哲学者。wikipedia
グッドマン:モチベーションの上がる言葉「思考」編
「ある対象がさまざまなおりにさまざまな事物を象徴するかと思えば、また別のおりには何ひとつ象徴しないということがある」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
グッドマン:モチベーションの上がる言葉「言葉」編
「虚構はノンフィクションとほとんど同じように現実世界のうちで働くのである、セルバンテスやボスやゴヤは、ボズウェルやニュートンやダーウィンに劣らず、なじみの世界をとらえ、質を変え、作り直し、取り戻し、それらを注目すべき、ときに難解な、しかし結局は首肯しうる–すなわち再認識しうる–仕方で鋳直すのである」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「言明はそれが適合する世界に対して真であり、記述または代表は、それが適合する世界に対して正しい。……記述の正しさや代表の正しさを真理のもとに包摂しようと試みるよりも、真理をこれらと共に、適合の正しさという一般観念のもとに包摂したほうがよいと私は思う」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「世界がなくても言葉は存在できるが、言葉なり他の記号なりを欠けば世界は存在できない」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「言明の真理と、記述、代表、例示、表出の正しさ(具体的には、デザイン、素描、言いまわし、リズムの正しさ)は、まずもって適合(フィット)の問題である」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
グッドマン:モチベーションの上がる言葉「世界」編
「あらゆる正しい世界を歓迎する態度からは、何一つ新しい世界はつくられない」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「われわれは唯一の現実世界に代わりうる多数の可能世界についてではなく、多数の現実世界について語っているのである」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「われわれはそのヴァージョンを作ることによって世界をつくる」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「数多くの異なった世界=ヴァージョンは、唯一の基盤へ還元できるという可能性を要求ないし前提とすることなく、独立の意義と重要性を持つ」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「世界は世界それ自体から成るのではなく、世界を記述する方法から成るのだ(この記述の方法が「ヴァージョン」)」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★
「唯一の絶対的な『世界』なるもの(the world)は、数多くの異なったヴァージョンからなり、それぞれのヴァージョンが正しく、対象をなし、唯一のものへと還元されるわけではない多くのヴァージョン=世界(worlds)が存在する」
ネルソン・グッドマン
オススメ度★★★★★