大谷翔平の日本ハム5年間への想いとメジャーへの挑戦の言葉

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大谷翔平、メジャー挑戦を表明

2017年11月12日。日本ハムの大谷翔平が、今オフにポスティングシステムを利用し、メジャーに挑戦する意向を正式に表明した。

今回はその印象的な言葉を紹介していきたい。

冒頭の挨拶

「本当にファイターズに入って良かった」

「昨日(10日)、球団にポスティングによるメジャー移籍をしたいという気持ちを自分の口から伝えまして、容認と温かい言葉をいただきました。

約5年間ファイターズでお世話になりました。自分が(投打)2つやってきたことが、球団にとって、また日本球界にとって、本当にプラスなのかなと思ったときもありましたけど、入団当初から応援してくださったファンの方や、温かく指導してくださったコーチの方々、チームメートのみなさん、球団の方々、そして栗山監督、いろんな人に支えられて、1日1日大切にしながら前に進めたと思っています。

本当にファイターズに入って良かったなと思っています。きっとそれは一生思うんだろうなと思う。それと、質問に移る前に、今日という日に限って、ちょっと風邪をひいてしまってノドの調子が悪いので、聞き苦しい部分があるかもしれないけど、すいません(苦笑い)」

栗山監督に対して

「栗山監督じゃなかったら、ファイターズにはいなかったかもしれない」

「すべての面において感謝しています。野球チームの監督というところを超えて、感謝している部分も多い。おそらく栗山監督じゃなかったら、ファイターズにもお世話になっていなかったのかなと思う部分もある。自分にとっては、すごく大きい影響がそこにはあった。これから先もご指導していただけることがあると思っているので、ぜひ、いろんな話をしたいなと思っています」

かつて高校から直接メジャー挑戦を表明したが日ハムに入団を決めた決断について

「間違いではなかったと思っています」

「昨日(10日)の球団との会談でも、そういう話はあって、球団側としては決して遠回りではなかったと思っていると言葉がありました。僕もそう思っている。間違いではなかったと思っています」

今日のネクタイを選んだ理由

「ファイターズに感謝しているので……」

「ご想像にお任せします(笑い)。ファイターズに対して感謝していますので、ぜひこの色をつけたいなと思いました」

応援歌の歌詞にある「夢」について

「もっともっといいプレー見せたい」

「入団したときから、(メジャーへの)夢があるというのはファンの方々もおそらく知っていたと思う。そんな中でも応援してもらっていたことは本当にありがたい。北海道のファンの方だけではなくて、どこの球場に行っても、応援しているよと言っていただけることがあった。うれしかったです。その人たちのためにも、もっともっといいプレー見せたいなと思っています」

日本で印象に残った1球1打

「リーグ優勝したとき」「プロ入り最初の打席」

「左飛でしたけど、やっぱり(昨年)リーグ優勝したときはうれしかったですね。最後まで投げ抜くということは考えず、最初から飛ばしていった結果、最後にマウンドにいることができた。どの1球よりも価値があったと思う。打席に関しては(13年開幕戦の)プロ入り最初の打席。(当時西武、現在楽天の)岸さんだったんですけど、見逃し三振した。すごいなと思って見送った記憶が今でもある。鮮明に覚えています」

米国では(お世話になった)監督やトレーナーがいないことについて

「そこも含めて挑戦」

「寂しい部分はもちろんあります。ただ、そこに頼ってばかりでは違うのかなと。そこも含めて挑戦なのかなと思っています」

対戦したい選手について

「まずは自分がレベルを上げること」

「(自分が)実名を挙げていいほどの選手ではないと思っています。まずは自分がその位置まで、レベルを上げていくのが大前提だと思っていますし、まだ1度も経験していないことに対して言うのはおこがましい」

参考:大谷翔平ハム5年間「間違いではなかった」一問一答