福原愛、神がかった強さで初4強!その強さに吉田沙保里!!
初4強!
準決勝進出
リオデジャネイロ五輪。卓球の女子シングルス準々決勝。
福原愛がロンドン五輪銅メダリストで第2シードのフェン・ティアンウェイと対戦し、4ー0でストレート勝ちした。
しかも相手は世界ランキング4位。強敵だったにもかかわらず、です。
福原愛はオリンピックでこれまでベスト8が最高だった。でも今回はこれで4強入り。
しかも凄まじいのはこれまでの3試合すべて4−0のストレート勝ち。1ゲームも落としていない。恐ろしいほど強い。
そして、その強さは「神懸っている」
実際、Twitterでも多くの人が「神懸っている強さ」とツイートする人が多かったし、僕自身もそうツイートしていた。まるで人が変わったような強さ。
絶対に反応できないだろう、というような「反応」をする。
今回のオリンピックでは卓球以外の多くの選手を見ているが、中でも最も驚かされた「強さ」。それが福原愛の強さ。ここまで変わったのか、と感じてしまう。
福原愛、本当に強い。だけど、こっちも呼吸が苦しくなるほど、緊張してくる。。この勝負は必見の名勝負だと思う。
— 橋本哲児 (@hashimoto_jpn) 2016年8月9日
試合後の言葉に
吉田沙保里からの
言葉が…
この準々決勝のあと、福原愛はこう語った。
「ここはオリンピックなので、何が起きるかわからないと思っていたので、最後の一球まで気を抜くことができません。みなさんのおかげで勝つことができました。
(全戦ストレート勝ちについて)特に点数は気にしていません。焦ることなく試合ができていると思います。昨日、今日と自分の中で良い試合ができているという自信がすごくある。明日もベストが尽くせるようにがんばります」
この「特に点数は気にしていません」という言葉を聞くと、ある言葉を思い出す。
それは福原愛の「座右の銘」。彼女の座右の銘は吉田沙保里からもらった次の言葉らしい。
「勝ちたいという感情ですら邪念だ」
参考:福原愛×川嶋あい スペシャル対談
「勝ちたい」と思う気持ちは重要だけど、試合の時はその気持でさえも邪念になる。そうではなく、フラットな気持ちでただ今に集中する。そして「今の自分に何ができるか」だけを考える。
試合後に語った「特に点数は気にしていない」というのは、まさにそのことを語っているのだろう。点数に一喜一憂するのではなく、目の前の「できる」ことを真摯にやるという意味で。
次は準決勝。福原愛の「神懸った強さ」に期待してしまう。目が離せない勝負だ。