錦織圭のマインドになる設計図:他人編
錦織圭。プロテニス選手
根県松江市出身の男子プロテニス選手。日清食品所属。身長178cm、体重75kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 ATP世界ランキング自己最高位はシングルス4位、ダブルス160位。
『MOTIV』では、錦織選手の言葉を点と点をつなぐようにし、錦織圭の「マインド」が学べる「設計図」を全13回にわたり、紹介していきます。今回はその第2回、「他人」編です。
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仲間と
戦う
錦織圭はこう語る……
「(トレーナーの中野公一さんに対して)常にフレッシュな状態で試合に送り出してもらえるのでホントにいないと戦えない存在」
多くのアスリートが語っているように、人は1人じゃ戦えない。錦織選手のように1人で戦う競技であっても、です。一緒に戦ってくれる人の知識、技術、力も借りて、闘っていくのです。
同じく1人で戦う競泳をしていた北島康介もこう語っています。
「誰も一人では生きられないし、一人では戦えない。仲間がいてくれるからこそ、今の自分がいる。そう思える時、僕はいつも以上の力を発揮できるような気がする」
仲間がいてくれるからこそ、戦えるわけです。
- 質問:あなたは(1人ではなく)仲間と戦っていますか?
関わった全ての人に
感謝する
錦織圭はこう語る……
「14 歳の時に渡米してから母と離れて過ごす時間も多かったのですが、大人になった今でも様々な形でサポートしてもらい、ますますその有難みを感じています。照れくささは少しあるものの、普段からできる限り感謝の気持ちは言葉にして伝えるようにしているつもりですが、このキャンペーンを通じて、あらためて支えてくれる母への感謝を表したいです」
「関わってくれたすべての皆様に感謝したいと思います。ありがとうございます」
関わってくれた人に感謝する。
人は1人孤独では戦えない。関わってくれた人に感謝することで、自分は1人ではなく、孤独ではないことを意識もできます。
浅田真央が語った言葉ですが、こんな言葉があります。
「喜んでもらいたい人が見つかると、人は強くなれる」
「自分のため」だけではなく、他に喜んでもらいたい人が見つけ、「他の人のため」に戦うと、人は強くなれるのです。
- 質問:あなたは関わってくれたすべての人に感謝していますか?
困っている人を
助ける
錦織圭はこう語る……
「皆の笑顔の奥深くに言葉では表せないぐらい複雑な思いがあるのは知っています。実際被災してない自分にとっては理解しようとしてもできない感情でしょう。でも自分にも少なからず出来ることがあります。金銭的な支援は今まで少しだけやってきましたが、やはり被災された地に行って皆を励ますことが一番の力になるんじゃないかと思って今回行かせてもらいました。自己満足のところも正直あるかもしれません。でも一人でも喜んでくれる人がいたならいいんじゃないでしょうか。力になれたかは分かりませんが僕にできることをこれからもいろんな形でできたらなと思います」
多くの人たちに応援してもらうだけでなく、多くの人の力になる。
本当に力になれるか、ではなく、自分ができることを自分ができる形でしていくことが重要だということです。
それがまた、自分が戦う力にもなるわけです。
- 質問:あなたは困っている人を助けていますか?
まとめ
- 仲間と戦う
- 関わった全ての人に感謝する
- 困っている人を助ける
以上が『錦織圭のマインドになる設計図』の「他人編」
全12回のシリーズの第2回です。
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