本田圭佑のマインドになる設計図:他人編
本田圭佑。プロサッカー選手
本田選手の言葉は非常に鋭く、心に響きます。
ただ、その言葉を一つひとつ見ても、その全体像を把握するのは容易ではありません。
『MOTIV』では、本田圭佑選手の言葉と言葉を点と点をつなぐようにし、本田圭佑の「マインド」が学べる「設計図」を全16回にわたり、ご紹介しています。今回はその第2回「他人」編です。
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自分の道は
「自分」で決めろ
本田圭佑はこう語る……
「なんで他人が俺の進む道を決めんねん。自分の道は、自分が決める」
人は他人に影響を受ける。
自分が進む道でさえ、まるで誰かに決めさせてしまうように、影響を受けることだってある。
でも、大切なのは「あなた」だ。他の人にとっても、だ。彼らは「あなた」が一番大切なわけではなく、「彼ら自身」を大切にしている。
忘れてはいけないのは、あなたにとって大切なのは「あなた」だということ。あなたの道を決めるのは「あなた」だ。他の誰かに委ねてはいけない。
- 質問:自分の道を自分で決めていますか?
誰がいようが
オレは前に進む
本田圭佑はこう語る……
「誰が前にいようが、誰が後ろにいようが、オレは前に行く」
何かをする時に必要以上に他人を凄い人だと思う人がいる。「あの人は凄い」などと怯み、小さく萎縮してしまう。
ただ、それでは、どんな世界でもうまくいかない。あなたよりも前に進んでいる人は必ずいます。彼らはあなたより経験や知識、技術があるかもしれない。
でもそれは、彼らが先に取り組んだだけかもしれないのです。
本気で何かに取り組むなら、萎縮する必要はありません。ただ前に進めばいい。前に誰がいようが、関係ない。あなたの進みたいように、前に進めばいいのです。
- 質問:あなたは誰かに萎縮し、進めなくなっていませんか?
環境を
変えろ
本田圭佑はこう語る……
「ライバルに差をつけたいのなら、環境を変えてほしい。なんだかんだ言っても一度ぬるま湯に浸かってしまうと、なかなか抜け出せない。だから、『何か物足りない』と思ったら、自分のことを知らない環境に飛び込んで行ってほしいと思う」
「環境というのは与えられるようじゃダメだ。自分で創り出すもの」
人は環境に影響を受けてしまうことがあります。そして、その環境にいる人たちからも強い影響を受けてしまう。
その環境がぬるま湯であれば、最悪です。ズルズルとダメな自分になっていく。
だからこそ、ダメだと思ったら、そこから抜け出すことです。
ダメな自分を知らない、自分を成長させる、厳しい環境に飛び込んでいく。そして、自分を成長させる環境を自分で創りだすのです。
- 質問:あなたは自分を成長させる環境にいますか?
環境に染まるな
孤立しろ
本田圭佑はこう語る……
「僕はミランで孤立している。あえてね」
環境から抜けだせない場合、まずその環境自体を変えようと努力することです。より良い環境に変化させていく。
でも、それが困難な場合は、環境に染まらないように、あえて孤立することも一つです。
自ら、環境に染まらないように、あえて孤立するのです。
- 質問:自分を成長させない環境にいる場合、環境を変えようとしていますか?
- 質問:(ダメな環境を変えられない場合)環境から距離を置き、あえて孤立していますか?
また見たいと
思わせる
本田圭佑はこう語る……
「また見たいと思われるプレーをするのが俺の仕事」
あなたも同じです。
人に影響される必要はないですが、あなたの顧客や応援してくれる人たちは別です。彼らに喜んでもらえることをするのが「あなたの仕事」です。
「またお願いしたい」と思われるくらいの仕事です。少しでもその意識をもち、仕事に取り組むことが、あなたの仕事の質を高めていきます。
- 質問:あなたは「またお願いしたい」と思われる仕事をしていますか?
まとめ
- 自分の道は「自分」で決めろ
- 誰がいようがオレは前に進む
- 環境を変えろ
- 環境に染まるな 孤立しろ
- また見たいと思わせる
以上が『本田圭佑のマインドになる設計図』の「他人編」
全15回のシリーズの第2回です。
楽しみにつづきをお待ちください!
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