アインシュタインの2枚の手書きメモが2億円!そのメッセージとは…

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アインシュタインの2枚の手書きメモが2億円

アインシュタインの2枚の手書きメモが10月24日、エルサレムで競売にかけられ、手数料と合わせて、156万ドル(約1億7,700万円)と24万ドル(約2,700万円)で落札された。

つまり、計180万ドル(約2億400万円)。

1922年、東京に滞在した時

アインシュタインはご存知のとおり、物理学者で1921年にノーベル賞を受賞した。

その翌年22年に来日し、東京の帝国ホテルに滞在した。その際、メッセージを届けに来た日本人の配達人にチップ代わりに2枚の手書きメモを渡した。そのメモこそが今回、競売にかけられたものだった。

156万ドルで落札されたメモ

そのメモは帝国ホテルの便箋に書かれたもので。こう書かれていた。

「静かで節度のある生活は、絶え間ない不安に襲われながら成功を追い求めるよりも多くの喜びをもたらしてくれる」

そして、もう1つのメモには……。

「意志あるところに道は開ける」

そう書かれていた。

出品者は…

今回出品したのは配達人の親族。

ドイツ語で書かれた、この2枚の手書きメモについて、アインシュタインは配達人にこう語ったという。

「あなたが幸運なら、これらの紙は通常のチップよりずっと価値があるものになるだろう」

まさにアインシュタインの言葉どおり、通常のチップをはるかに超えるほどの価値あるものになった」

競売の主催者は「いずれのメモも、アインシュタインが幸せの秘けつについて語っているもので、彼の考え方を記したとても興味深いものだ」と語ったという。

アルベルト・アインシュタイン

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アルベルト・アインシュタインは、ドイツ生まれの理論物理学者である。

特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績により、世界的に知られている偉人である。

20世紀最大の物理学者でもあり、しかも現代物理学の父とも呼ばれ、それまでの物理学の認識を根本から変えた偉業は大きい。

光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって1921年のノーベル物理学賞を受賞した。