メルロー=ポンティ:モチベーションの上がる言葉3選

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モーリス・メルロー=ポンティはフランスの哲学者。主に現象学の発展に尽くした。

著書の日本語訳等においては、「モーリス・メルロ=ポンティ」、「モーリス・メルロ・ポンティ」など長音記号を付けない表記も用いられている。

彼の哲学は「両義性の哲学」「身体性の哲学」「知覚の優位性の哲学」と呼ばれ、従来対立するものとみなされてきた概念の<自己の概念>と<対象の概念>を、知覚における認識の生成にまで掘り下げた指摘をしている。

たとえば、それまで枯れ木を見たことがない人にとっては、枯れ木を見るだけでは、名前のない枯れ木を「現象」としてしか知ることができない。「枯れ木」を恒常的に認識できるようになるためには、「枯れ木」という言葉(記号)を知る必要がある。

また、精神と身体というデカルト以来の対立も、知覚の次元に掘り下げて指摘し、私の身体が<対象になるか><自己自身になるか>は「どちらかであるとはいえない。つまり、両義的である」とした。

計3の言葉。ブックマーク必須の内容です。

モーリス・メルロー=ポンティ

モーリス・メルロー=ポンティ(Maurice Merleau-Ponty、1908年3月14日 – 1961年5月3日)は、フランスのロシュフォール生まれの哲学者。wikipedia

Maurice_Merleau-Ponty

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メルロー=ポンティのモチベーションの上がる言葉「他人/人間」編

「対象はすみずみまで客体であり、意識はすみずみまで意識である。
存在するという語には二つの意味があり、そしてこの二つの意味しかない。としてそんざいするのか、意識として実在するのかのいずれかである。
……この考えに対して、自己の身体の経験は、両義的な存在様態があることを知らせる。もしも身体を三人称のプロセス、たとえば『視覚』『運動性』『性』などのプロセスの<束>として考えようとしても、こうした『機能』を互いに結びつけるもの、こうした機能を外部に結びつけるものは、因果関係ではないことに気づく」
モーリス・メルロー=ポンティ
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メルロー=ポンティのモチベーションの上がる言葉「他人/人間」編

哲学とは、みずからの始点が更新されてゆく経験のことである」
モーリス・メルロー=ポンティ
オススメ度★★★★★

哲学とはおのれ自身の端緒が更新されていく経験である」
モーリス・メルロー=ポンティ
オススメ度★★★★★