ミル:モチベーションの上がる言葉41選

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ジョン・スチュアート・ミルは、イギリスの哲学者

社会思想家、経済思想家でもあり、社会民主主義・自由主義思想に多大な影響を与えた。晩年は自ら社会主義者を名乗る。主張は『自由論』など。

計41の言葉。はじめから一つひとつチェックしてもいいし、目次の気になるカテゴリーからチェックしてもいいと思います。

時間がない時は5つだけ、ザッとチェックするのもオススメ(各章は順)。

ブックマーク必須の内容です。
特に「自分」「他人/人間」「人生」「思考」「学習/成長」「目標/成功」「障害/苦しみ」「問題」「宗教」編がオススメです(目次を活用してください)

ジョン・スチュアート・ミル

ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill、1806年5月20日 – 1873年5月8日)は、イギリスの哲学者。wikipedia

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ミルのモチベーションの上がる言葉「自分」編

「今こそ個性の重要性を主張すべき時期である。人はみな同じでなければならないとする主張は、大きくなっていく。人を一つの型にあてはめる動きが完成するまで抵抗を遅らせれば、その型からの逸脱はみな道徳に反すると考えられ、奇怪で凶悪で、自然に反しているとすら考えられるようになる」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「他人/人間」編

死後に残す人々の運命を自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んでいよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

自分と異なる人間と接することの価値なじみのない思想や行動様式に出会うことの価値は、どんなに高く評価してもしすぎることはない。かつて、このような出会いの機会といえば、主に戦争だったが、いまは通商なのである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「周囲から浮き上がるのを恐れずに、とっぴな行動ができる人間がいないこと。それが今の時代の最大の危機だ」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

人間の自由を奪うものは、暴君でも悪法でもなく、社会の習慣である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

本当に信頼できる判断をくだせる人は、なぜそのような能力を身につけることができたのか。自分の意見と行動に対する批判に、いつも心を開いてきたからである。反論や批判をすべて聞き、正しい部分を取り入れ、どこが間違っているかを考え、ときには他人に説明するようにしてきたからだ」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

社会には無数の禿鷹(ハゲタカ)がいるので、弱い立場の人が襲われないようにするには、とりわけ強い猛禽(もうきん)がいて、禿鷹を押さえつける役割を担っていなければならない。だが、禿鷹の王もやはり禿鷹であり、弱いものを餌食にしようとすることに変わりはないので、その嘴(くちばし)と爪にいつも警戒しておく必要があった。このため国を愛し、国民の自由を大切にする人たちは、支配者が国民に対して行使できる権力を制限しようとつとめてきた。そしてこの制限が、自由という言葉の意味であった」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

社会に監視される人は、いつも自分の本性に従わないようにしているので、やがて従うべき本性をもたなくなる。人間としての能力は萎縮し、衰えていく。強い望みや自然な喜びはもてなくなり、たいていは自分のものだといえる意見や感情をもたなくなる。これが人間性の望ましい状態だろうか」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

社会の監視のもとに暮らす人は、娯楽のときですら真っ先に考えるのは世の中に合わせることである。いつも大勢に順応していたいのだ。何かを選ぶときも、普通に行われていることの中からしか選ばない。人とは違った趣味や、変わった行動は犯罪のように避けようとする」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

主流の意見は、自分でものごとを判断する能力がそれほど優れているわけではない人に対して圧倒的な影響力をもっている」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「習慣であるが故にこれをなすという人は、何らの選択をも行なわない
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものはきまって保守主義者である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

力によって他人にその道を強要することは、他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「人生」編

人間の運命の大きな改善は、彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、絶対に不可能である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「思考」編

「今では他人に関係する点だけでなく、自分にしか関係しない点でも、自分の好みは何かとは考えない。考えるのは自分にふさわしいのは何か、同じ地位の人はどうしているか、自分より地位が高い人は何をしているのかだ。慣習になっているもの以外には、自分の好みを思いつけないのである
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

真実が持つ真の利点は、次のようなことである。ある意見が本当であっても、一回、二回、もしくは何回も葬り去られるかもしれない。しかし時間が経つにつれ、それを再発見する人が現れるものだ」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「自分の胸に『いま、幸せか?』とたずねたら、途端に幸福ではなくなってしまう」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

個人の自由にも、制限されなければならない事がある。それは、他の人に迷惑をかけてはならないということだ」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「存在するすべてのものは独創の結果である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

物事について自分の側しか知らない人は、そのことについてほとんど知らない
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「いかに押しつぶしても個人的人格は専制である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★

「改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★

「正しい側に組しないものはすべて悪の側に結局は加担することになる」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「行動」編

慣習であるからといって、これをなすという人は、何らの選択をも行わない人である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

習慣という専制王国では、人間進歩の永続的な障害が見られる」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「能力」編

人間の能力は知覚、判断力、違いを見分ける感覚、思考力のいずれも、道徳感情すらも、選択を行うことによって鍛えられる。それが慣習だからといって行動する人は選択を行わない。最善のものを見分ける力も、最善のものを望む力もつかない」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「学習/成長」編

自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「目標/成功」編

幸福を得る唯一の方法は、幸福を人生の目的とせず、幸福以外の何か目的物を人生の目的とすることである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

「人間が高貴で美しいといえる人物になるのは、個性を全てなくして画一的になることによってではない。他人の権利と利益をおかしてはならないという条件のもとで、個性を育て際立たせることによってである」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよい。満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスであるほうがよい」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「障害/苦しみ」編

「『自分こそ正しい』という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。これほどばかげていて根拠のない考えはない」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「問題」編

人は疑わしくなくなった点については考えなくなるものだが、これは人間の誤りのうち半分の原因になるほど致命的な欠陥である。”決着がついた問題は深い眠りにつく“とある論者が語っており、まさに至言である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「宗教」編

信仰を持つ人間は、集団における権力者よりも、利害で集まっている烏合の九十九人よりも力強い」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★★

ミルのモチベーションの上がる言葉「政治/国家」編

「国家の価値は、結局国家を組織する人民の価値である」
ジョン・スチュアート・ミル
オススメ度★★★★