自分を高揚させる「音楽」の力
部屋には
ドラムがあった…
学生だった頃、僕の部屋にはドラムがあった。
ヘッドホンをつけ、曲を聴きながら、ドラムを叩く。うまくなりたい、という気持ちもあったけど、ライブで演奏する、快感のために叩いていたように思う。
音はミュートしていたけど、ドラムの音はかなり低音が響いて、近所迷惑になる。
なので、かなり気を使っていた。近所の人たちには必ず挨拶をするなど、些細な抵抗だったのだけど……笑
音楽の力は
至るところに
以来、ベースやアコースティックギター、サックスなどをやってきたけど(1番やっていたのはドラム)。
そんな僕も今や演奏することもないし、あの高揚感を味わうことはない。
でも何かの曲を聴きながら、机などを軽く叩いていると、気持ちが少し高揚する。
演奏なんて、大げさなことではなくとも、曲を聴かなくても、ただ机を叩くだけでも、もしくはメロディを軽く口ずさむだけでも、音楽の力って、人間の心の奥底に響いてくる。
哲学者プラトンの
言葉
そんなことを思っていたら、先日、哲学者のプラトンの言葉に考えさせられた。
「音楽は、世界に魂を与え、精神に翼をあたえる。そして想像力に高揚を授け、あらゆるものに生命をさずける」
2000年以上前の古代ギリシア、プラトンの言葉。
でも、本当にそうだと思う。
翼を与えられたような高揚感。生命が輝くような感じがするのだ。
音楽というものは本当に素晴らしい。
音楽を仕事にする人
一つのことを
仕事にする人
ふと、音楽を仕事にする友人に届けばと思い、投稿しました。
プラトンの弟子アリストテレスは次のように述べた。
「真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である」
音楽はもちろん、長く何か一つのことをしている人は時々、それを忘れてしまうこともある(これは自分にも言える)。
でも、音楽が素晴らしいものであり、それを伝える素晴らしい仕事だということ、その音楽を楽しむこと、を伝えたいと思いました。何かの力になれば……。