イチロー3000本達成!達成への名言と祝福の声続々…

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3000本安打達成

大リーグ、マーリンズのイチロー選手が7日のロッキーズ戦でスリーベースヒットを打ち、史上30人目の通算3000本安打を達成した。

達成の瞬間

3000本安打達成に対するイチローの名言13選

「あんなに達成した瞬間にチームメートたちが喜んでくれて、ファンの人たちが喜んでくれた。僕にとって3000という数字よりも僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んくれることが、今の僕にとって何より大事なことだということを再認識した瞬間でした」

「(2998安打になってから、9日間進まない状況。どんな気持ちだったのか)セントルイスから球場の雰囲気、ファンの人たちが特別な空気を作ってくれて迎えてくれたことから始まったんですけど、ずいぶん長い時間、まぁホームで決めるというのがなんとなく人が描いたイメージだったと思うんですけど、なかなかそんなうまくいくわけもなく、それも分かっていたことですし。でも、これだけ長い時間、特別な時間を僕にプレゼントしてくれたっていう風に考えれば、この使われ方もよかったなというふうに今は思います」

人に会いたくない時間もたくさんありましたね。誰にも会いたくない、しゃべりたくない。僕はこれまで自分の感情をなるべく殺してプレーをしてきたつもりなんですけども、なかなかそれもうまく行かずという、という苦しい時間でしたね

「(ただ打ってきただけでないと感じているがそのことについては)ただバットを振って……まぁバットを振ること、それ以外もそうですよね。走ること、投げること。全てがそうですけれども、ただそれをして3000本はおそらく無理だと思いますね。瞬間的に成果を出すことはそれでも出来る可能性はありますけども、それなりに長い時間、数字を残そうと思えば、当然、脳みそを使わなくてはいけない。まぁ使いすぎて疲れたり、考えてない人にあっさりやられることもたくさんあるんですけど、でも、それなりに自分なりに説明はできるプレーをしたいというのは僕の根底にありますから、それを見ている人に感じていただけるなら、とても幸せですね

「(3000本を打ったこの日に感謝をどなたに伝えたいか)これだけ長い時間いろんな場所から集まってくれて、それはもう今さら言うまでもないですよね。でも、3000を打ってから思い出したことは、このきっかけを作ってくれた仰木監督ですね。神戸で2000年の秋に、お酒の力を使ってですね、僕が口説いたんですけど、その仰木さんの決断がなければ何も始まらなかったことなので、そのことは頭に浮かびました」

「(どうしてそんなに野球を好きでいられるのか)どうでしょう……うまくいかないことが多いからじゃないですか。これはもし成功率が7割を超えなくてはいけない競技であったら、辛いと思いますね。3割で良しとされる技術なんで、まぁ打つことに関しては。これはもういくらでも自分の『』と言ったらちょっと重いですけども、それさえあればその気持ちが失われることはないような気がしますけどね

「(3000安打は通過点。これから何を大事にしていくのか)けっこうしんどかったですからね。特にこの何日かは。その僕の中でまだまだこれから、という気持ちがあったら、それは残念なことだと思うんですよね。
まぁこの先は、子供の時のようにとは、そこまではもちろん行くことは出来ない。プロである以上。それは不可能なことですけども、その時の立場というのも影響しますけども。今まぁ4番目の外野手というポジションなので。もう少し感情を無にしてきたところをなるべく嬉しかったらそれなりの感情、悔しかったら悔しい感情を少しだけ見せられるようになったらいいなというふうに思います

「(3000本の達成感をどうやって消化して次の目標に進んでいくのか)達成感とか満足感っていうのは僕は味わえば味わうほど前に進めると思っているので、小さなことでも満足感、満足することっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね。だから、僕は今日のこの瞬間とても満足ですし、それは味わうとまた次へのやる気、モチベーションが生まれてくると僕はこれまでの経験上信じているので、これからもそうでありたいと思っています」

「(代打で結果が出ないことの精神的ダメージは)重いですね。それなりに僕も、切ったら赤い血が流れますから。緑の血が流れてる人間ではないですから。感情ももちろんあるし、しんどいですよ

「(次は何をゴールに置いて進んでいくか)次こういう状況が生まれるとしたら、4000(安打)しかないですからね。そこまではなかなかですから。まあでも200本を5年やればね。なっちゃいますからね。どうっすかねえ? 3000っていうとみんな、ホール・オブ・フェイム(野球殿堂)とつなげることが多いと思うんですけども、僕にとっては将来そんな、いつの日のことか分からないことよりも、まあ明日の試合に出たいっていうことが大事なことだということですね」

「(16年間、これだけは変えなかったという軸となるものはなんだったのか)感情を殺すことですね。このことはずっと続けてきたつもりです。今日、達成の瞬間もすごくうれしかったんですけど、途中ヒットをがむしゃらに打とうとすることがいけないことなんじゃないかって僕は混乱した時期があったんですよね。そのことを思うと、今日のこの瞬間、当たり前のことなんですけど、いい結果を出そうとすることがみんなも当たり前のように受け入れてくれていることが、こんなことが特別に感じることはおかしいと思うんですけど、僕はそう思いました」

「そもそも毎日先発で出て、5打席、毎日立った中で、じゃあ10試合結果が出ないことと、その代打で1打席ずつ、同じ10日間でもまったく意味が違うことなので、実はそのこれくらいのことはあるよねっていう感じだったんですよね。僕の中では。まあしんどいですけど。当然、普段とは違う精神状態に追い込まれて、勝手に自分で追い込むんですけど、追い込んだ中で結果を出すことが難しいのはわかっていますから、まあ当たり前のことが起きた、考えられることが起きたということなんですよね。明日からのことわからないです。ただ、そうなるんだろうという推測はしますけど」

「この国には、さっきも言いましたけど、粋という概念がない中で、でも察するという概念はあるんだなというふうに感じていて、みんな察してくれてるんだって。1打席、2打席、3打席と終わった時に誰も何も言わないんですよ。それがうれしかったですね。みんな口にしなくても、言葉にしなくてみんなわかってくれてる。だからこそ結果を出したいという気持ちがもっと強くなるし、まあでも誰も声をかけなかったというのは本当にうれしかったです。だからまあ、あのヒットが出た時は、当然そのギャップがあるわけですから、みんなのあの顔を見た時はすごく安心しました

参考:イチロー、3000安打達成の会見全文 Full-Count

イチローへの祝福の声続々

「おめでとうございます。アメリカでも認めざるを得ない本当の意味での金字塔ですね。日本球界にとっても大変誇らしく輝かしい記録です。心技体、常に野球をするための準備ができている、そういう彼の生き様そのものが野球界全体に影響していると言えます。イチロー君、いやイチローさん、気の済むまで野球をやってください」
王貞治ソフトバンク球団会長

「友人であり、チームメートであったイチローへ。3000本安打クラブ入会おめでとう……対戦相手として競え合えたこと、また、チームメートとして共にプレーできたこと。どちらも自分にとって幸運なことだった。……彼にとって野球は単なるゲーム以上の存在。職人芸のようなものといえよう。休むことなく厳しく自分を律しながら試合に取り組む姿は真のプロフェッショナルだ……メジャー通算3000本安打達成でまたひとつ彼は野球選手としての功績を築き上げた」
デレク・ジーター

「27歳で海を渡り、文化や環境などが違う異国で3000安打を成し遂げた。まさに大あっぱれ。歴史あるメジャーの世界で過去に達成した29人よりも、価値のある数字だと思う。仮にイチローが高卒後、18歳でメジャー入りしていれば、5000安打は打っていたのではないか。そう思わせてくれる」
張本勲

「達成の瞬間、目頭がじーんと熱くなった。ずっとやきもきしていた。よくやったと思う。でも上には上がいるのだから、これでよしとしないでもらいたい。本人もこれまでに『50歳までやりたい』と言っている。まだやっているのかと笑われてもいいから、メジャーを楽しみながら本当に50歳まで選手を続けてほしい」
イチローの父鈴木宣之さん

「3000安打達成、おめでとうございます。これからも野球ファンを驚かせる活躍を続けてほしい。イチローさんならまた驚かせてくれると思う」
松井秀喜

「(フェンス直撃の)三塁打で、まだ遠くに打てるというのも見せているし、まだ速く走れるというのも1打席で全部見せているので、たぶん、イチローさんはそこを狙ったんだろうなと思った。あくまで通過点だろうし、3500安打を目指してやってほしい」
レンジャーズ ダルビッシュ

「メジャーリーグで過去に29人しか達成していませんし、ただただすごいという言葉しか見つかりません。このたびは本当におめでとうございます」
ヤンキース 田中

「(オリックスの同僚でメジャーでもプレー)プロ中のプロ。メジャーリーガーも彼の準備のすごさを感じていた。次はピート・ローズを(メジャーの安打数だけで)抜かないといけないでしょ。ひそかに期待している。じわじわいって最終的に抜くと思う」
オリックス 田口壮2軍監督

「僕自身が3000安打というとてつもない記録にコメントができることをうれしく思います。メジャーリーガー、そしてファンの方からもリスペクトされる日本人がアメリカにいるということは、あらためてすごいことだなと思います。僕たちの想像している以上のことをやってのける方なので、楽しみはまだまだ続きます」
広島 黒田博樹

「イチローさんのすることにいまさらいちいち驚かないけど、日本であれだけ打っているわけだし、メジャーでの3000安打ってのはすごい記録。記録に残るっていうのは、選手からしたら一番うらやましいこと。誰だって新記録をつくりたくて毎日、努力している。記憶に残るよりも記録を残したいのが選手というもの」
カブス傘下3Aアイオワ 川崎宗則内

「これまで3000やった人は少ないわけだから、日本でやってからメジャーで新人王を取って、この年数でそれをやるってことは本当にすごいこと。(マリナーズで一緒にプレーし)本当に生活の全てが野球。今も年齢を感じさせずにやっていることがさらにすごい」
佐々木主浩

「三塁打で決めるってところが、素晴らしいというか格好いい。まだまだこれからたくさん打ってほしい。イチローさんと半年間、一緒にやれたことは僕にとっても財産。自分も大きな記録が残せるように努力していきたい」
マリナーズ 岩隈久志

「何度も何度もいろんな記録を達成されているんで、コメントしようがないぐらい。いつも楽しみを与えてくれる。ファンのような感覚でイチローさんのことを見ている。毎日毎日、試合に入っていくまでの準備だとか、苦労を積み重ねてきての、偉大な数字だと思う」
マリナーズ 青木宣親

「(現役でイチロー以外の唯一の3000安打達成者)大リーグに来る前にも驚くべき実績を残していてすごい。アメリカ野球界の素晴らしい遺産。彼が18歳からメジャーでやっていたらどのくらい打っていたことか。3000安打だけでは彼の優秀さは語れない。走攻守の全てがそろっている」
アレックス・ロドリゲス

「(メジャー1年目のマリナーズで当時監督)今から彼が殿堂入りするのが楽しみ。当初は42歳までプレーし、3000本を打つなんて想像もしなかった。素晴らしい金字塔だと思うし、心から祝福したい。自分は感情が豊かで、デビュー戦の活躍を見て抱きついてほおにキスしようとした。それからも彼のプレーを見るのが楽しくて仕方がなかった」
ルー・ピネラ

「メジャーで成し遂げるのはとても難しい記録の達成だ。イチローは他の選手とは違う独特の練習をきっちりとやり続けてきた。若い頃とは肉体が変化しているのに、同じように打ち続けているのはそんな努力のおかげだ」
エドガー・マルティネス・マリナーズ打撃コーチ

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