超感動!井上雄彦の最高傑作!車椅子バスケのマンガ『リアル』
最高のマンガは何か
「好きなマンガって何ですか?」
そう聞かれると、僕が確実に答えるのは……
『リアル』です。
「モチベーションが上がるマンガって何ですか?」
そう聞かれても、答えは同じだと思います。
「好き」というレベルではなく、あのマンガは最高のマンガ。
『SLAM DUNK』や『バガボンド』の井上雄彦の作品で。井上雄彦といえば、『SLAM DUNK』が好きな人も多いと思います。
でも僕は圧倒的に『リアル』なんです。
登場人物は
主人公は上にある表紙の彼で、障害者で
車いすバスケをやっていて。マンガには障害をもった多くの人が登場する。
彼らは障害を乗り越え、人生を精一杯、生きていく。
障害に対する心の苦難を乗り越え、アスリートとして身体の限界をも越えていく。
その両方の苦難(限界)を乗り越えていくからか、その世界観は凄まじく、読者の多くは涙してしまう。
実際、
『リアル』を読んだ人の多くはこの作品を「最高」だという人が多い。
1年に1冊のペースでしか発売されないのだけど、特にここ最近の内容は素晴らしくて、13巻あたりから、凄い内容になっている(電車で読んだら、確実に泣いてしまうような内容だと思う)。
読者のレビュー
『リアル』のAmazonでの読者レビューは次のとおり。
「恐らく日本漫画史上、最高傑作
涙が止まらない、
社会の不条理と動かし難い現実、
人間の本質が詰まった大傑作。ネタバレになるから細かく書くのは
控えるが、間違いなく魂を揺さぶられる」
「一年に一度の楽しみ、
あっという間に読み終わってしまった。
何故この人の漫画はこんなにも心に響くのか」
「僕は5年前、精神障害者手帳を取得し、
精神障害者になりました。
目に見えない障害であるから、
世間から隔てられることはないけども、
自分から世間を隔てています。
前巻の12巻までは同じ障害者として
この「リアル」を読んできました。
(中略)
この巻の高橋君(登場人物)の
「瓶」の描写は僕にとっての大きな方向転換に
なるかもしれません。
……
自分を世間から隔てていたのは僕です。障害者という枠の中で甘んじていたのも僕。自分を「障害者」という「瓶」の中に
入れたのも僕がやったことです。……
5年ぶりに社会復帰に向けての努力を
してみようと決意してしまいました」
このように実際に障害をもった人の心をも変えてしまう。このマンガの力に驚きを感じます。興味がある人はぜひご一読ください。
パラリンピック出場選手
『MOTIV』ではリオパラリンピック出場選手を
取り上げていきます。
少しでも、マンガ『リアル』のように力強いモノをお届けできれば、そう思っています。
追伸:『リアル』を読む人は13巻までは読んでみてください。この13巻は素晴らしいので、きっとあなたの中の「何か」が変わるはずです。