大谷翔平を怪物にした目標設定術を2017年にカンタンに使ってみる

シェアする

sponsored link
レクタングル(大)広告

大谷翔平の2016年

2016年。大谷翔平の活躍は素晴らしかった。投手では21試合に登板し、10勝を上げ、防御率1.86、174奪三振。打撃でも104試合、323打数104安打、打率は.322、22本塁打、67打点と好成績。

日本最速165キロ

しかも、日本最速となる165キロを3球記録し、フォークは151キロ。スライダーは145キロと留まるところを知らない。

何より、チームはリーグ優勝し、日本一にもなった。そして、その貢献も大きかった。

米国のメディアでも大谷のことは報じられるようになり、大谷の目標であるメジャー行きについても、球団側からも容認されるようになった。

高卒4年目。まさに「怪物」の活躍だった。

Embed from Getty Images

「怪物」を生み出した目標設定術

そんな大谷の高校時代。彼がいた花巻東高校時代に取り組んだのが次の目標達成用紙だった。大谷は高校1年生のとき……。

ドラフト1位で8球団から指名される

ことを最重要の目標に設定した。

それを縦、横、3☓3のマス目の中央に書き、夢を叶えるために必要な要素を周囲の8マスに書いた。

さらにその8要素をそれぞれの周囲のマス目の中心に書き、それらを達成するのに必要なことを周囲に書いていく。

言葉で説明するとややこしいが、図を見れば、カンタンだ。

大谷翔平が花巻東高校1年時に立てた目標達成表

otanimoku-1

これは僕らにも使える。目標を設定し、同じように埋めていけばいいだけ。埋めていくことで、より具体的なアクション(対応方法)が確立していく。

さらにカンタンな方法

でも、さらにカンタンな方法がある。大谷のマトリクスの僕らにも活用できる内容を参考にすることだ。

それで大谷が真剣に考えた内容を用いることができる。

具体的には次のようなアスリート特有のものは除外することもできる(もちろん、体づくりをしたい人は参考にしても構わない)。

  • 体づくり
  • コントロール
  • キレ
  • スピード160km/h
  • 変化球

そして、それ以外の要素に注目する。

「メンタル」「人間性」「運」。それを活用し、その上で自分に必要なものを加えるなんてことも可能だ。

「メンタル」

  • 頭は冷静に心は熱く
  • 雰囲気に流されない
  • 仲間を思いやる心
  • 勝利への執念
  • 波をつくらない
  • ピンチに強い
  • はっきりとした目標、目的をもつ
  • 一喜一憂しない

「人間性」

  • 計画性
  • 感謝
  • 継続力
  • 信頼される人間
  • 礼儀
  • 思いやり
  • 感性
  • 愛される人間

「運」

  • 部屋そうじ
  • 審判さんへの態度(ここは適当なものに変更してください)
  • 本を読む
  • 応援される人間になる
  • プラス思考
  • 道具を大切に使う
  • あいさつ
  • ゴミ拾い

ここに自分の加えたい目標を付け足せば、より早い。もしくはまずは人としての基礎的な目標なので、この3つから取り組んでみるのもいいと思う。

2017年に取り組むことを大谷翔平のように考えてみるのもオススメだ。