ジョコビッチを破ったデニス・イストミンの5つの言葉がアツい…

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凄まじいジャイアント・キリング

全豪オープンの男子シングルス2回戦。

これまで6度全豪を制している第2シードのノバク・ジョコビッチが敗れた。

しかも、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク117位のデニス・イストミンに敗れたのだ。まさにジャイアント・キリング、「番狂わせ」といえるような出来事が起きた。

デニス・イストミンとは…

デニス・イストミンはウズベキスタンの男子プロテニス選手で現在30歳。

過去にATPツアーでシングルス1勝、ダブルスで2勝を挙げていて、自己最高ランキングはシングルス33位、ダブルス59位。

昨年はトップ100の外に落ちたし、イストミンは過去一度もグランドスラム大会でトップ10のプレーヤーに勝ったことはなかった。

だが、ジョコビッチはトップ10どころではない。自己最高位は1位だし、全豪は6度制し、イストミンと対戦した過去6度の試合では一度たりともセットさえも落としたことがなかった。

ジャイアント・キリングに対する反響

このジャイアント・キリングに対する反響も凄まじかった。

デニス・イストミンの5つの言葉

このジャイアント・キリング(番狂わせ)を巻き起こしたデニス・イストミンは語った。

「これは僕にとって最大の勝利だ。すごく大きな意味を持つものだよ」

「ジョコビッチ、ごめんなさい。人生で最高の勝利

「今日のテニスはすごかった。自分でもびっくりしている。コーチのママ、応援してくれた皆、ありがとう。自分でも気持ちのコントロールが出来ない。このレベルでテニスが出来ることに自信がついた」

「僕自身もすごく驚いているんだ

「今、僕は自分がこれらの(トップ)選手たちと戦えると、彼らと同じレベルでプレーできると感じている

ジョコビッチの言葉

対するジョコビッチは紳士。こう語った。

「当然ながら、僕は自分の全体的なパフォーマンスをうれしく思っていないが、対戦相手を祝福しなければならない。肝心な瞬間、必要なときに決まって彼は、素晴らしいサービスと素晴らしいプレーを持ち出してきた

 「素晴らしいプレーをしたデニスを称えたい。彼は勝利に値した。今日の彼は大事な状況において、よりすぐれたプレーヤーだった。彼は臆さず、アグレッシブにプレーしてきた

そして、「この試合から何をつかむのか」と聞かれたジョコビッチは……

「荷物をつかんで家に帰る」

そう答えた。

今回敗れたジョコビッチはもちろん、ジャイアント・キリングを巻き起こしたデニス・イストミンの今後の活躍が興味深い。